さて、先日海津町内の第18組から報恩講を案内する新聞の折込チラシが各家庭に届けられたのも記憶に新しい今日この頃。そろそろ報恩講があちこちのお寺で、そして「おとりこし」といって各ご門徒のご家庭でも行われる頃になってきました。1年の中で1番重要な報恩講のお参りを是非多くの皆さんの手で勤め上げたいものです。1番重要な法要だからこそ、準備もそれだけ要るわけで、日ごろからご門徒様の温かいお力添えとその「みんなでやったろみゃーか!」という心意気には受ける寺院側の胸も熱くなるほど。
高須別院には直々の門徒がいないため一般の寺院と勝手が違い、難しい面もありますので、今回は海津市内のお寺に注目し報恩講の準備の様子をレポートします。
今回まずは「おみがき」です。
法要前に門徒の皆さんと一緒に数多くのお仏具を磨き、綺麗にし、法要本番に備えます。
(協力:第18組/大和田山 應聲寺)
▲おみがき前。前回のおみがきから時間が経って、ツヤがない
11月1日(土)。19時からの集まりに先立ち、住職が内陣からお仏具を殆ど全て取り外しおみがきのために準備します。
時間になると続々と集まってくるご門徒の方々。磨くのに力がいることもあるので男性のお手伝いは頼もしいし、女性の方は丁寧にして下さるので有難いです。中には自分で専用洗剤を持ってこられる方も。今回は総勢17名でのおみがきとなりました。
ひとたび軍手をはめ、布を持って磨き始めたらさぁ作業開始。
お喋りは弾みますが、手が休むことはありません。
▲左:磨く前/右:磨いた後
磨き続けると、始めは赤っぽかったのがかなり白く光ってきます。
▲軍手をしないとこんなに手が真っ黒に
▲せっせせっせと作業が進みます
▲一番力が強いと評される安田さん(写真左)は鶴亀担当なのだとか
ご近所の方ばかりですので話も余計に弾みます。
「2億でも当たったら俺が本堂バーンと建てたんに〜」
「あかんて、当たり過ぎても。そんなようけ当たったら殺されてまう時代やで」
「アハハハハ」
・・・というのは宝くじの話。(笑)
「いつかは一攫千金!」と思う男のロマンはいつまでも!?
▲よし、あとちょっとやな!
開始して1時間ほど経ったでしょうか、そろそろお仏具の数も減ってきました。最後は女性陣が仕上げの磨きをして完成!
そして磨き終えたお仏具に目を見やると・・・
わ〜っこんなにピッカピカ!
見違えるほどに綺麗になりました。
▲ピカピカの仏具に仕上げる女性陣
磨き終え、ピッカピカになったお仏具を見ると清清しくなりますね。
このお仏具を備え付け、大きな松に枝垂れ柳を取り付けた仏華に打敷で飾れば、本堂に入っただけでそれはそれは目が覚めたように立派なものになります。
さて、お磨きの後にも準備が必要なものはまだあります。
今度は「お華束」つくりがあり、餅つきなどして大変ですが、準備をしながら本番を待つのが楽しみになってきましたね。皆さんのお手継ぎのお寺さんではどうでしょうか?
それでは次回も準備の様子をレポート致します。
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